もらし Road to 岩手
2020/04/03
最近うんこもらし以外の記事も書いているんですけど
それはGoogleの審査をくぐり抜けるための暫定的なものであ
当ブログの
世界中のお腹がゆるい人たちを励ます
という主旨は全く揺るぎのないものであることを
この場を借り
その証拠にこのブログ
「うんこ」
と
「その他」
カテゴリーしかないですからね。
では顔濃すぎ.comの真髄であるところのもらし話に入らせていただきます。
１0月から新しい仕事が決まりましたので
最後のニート期間を満喫しようと
東京から岩手まで原付で行ってやろう！
ということで
夜中に東京を出発したんですが
あいにく雨が振り続けていまして、
一晩中雨に打たれながらもがんばって走り続けてたんですけど
お腹が完全に冷えてしまい、
出発して約10時間後の午前７時ごろ、
もうすぐ福島にたどり着くという所で急激にゲリッときまして
５分以内にコンビニを探せなければ
野外になる
ことを瞬時に覚悟するほどの強烈な波だったんですけど、
日頃の行いが良いのか
なんとか制限時間ギリギリにローソンを発見することができました。
もう１秒たりとも無駄にできないので、
ヘルメットにイヤホンのまま店内に駆け込みました。
次の瞬間、気絶しそうになったんですけど
トイレが使用中でした。
せめて駐車場で・・・
と踵を返しかけたんですが、
その時信じられないものを目の当たりにしました。
通常、コンビニのトイレは
男女兼用 ＆ 女性専用
なんですけど
なんとそこのローソンは
奇跡の
男女兼用×２
でして、
片方は空室だったんですね。
もうこの時
「勝った」
と思ったんですよ。
うんこに命令されると書いて
運命
自分は運命に勝ったぞ！
と。
人間、勝利を確信し油断した時こそミスが出るものです。
個室に駆け込んだ僕は
何を思ったか、
先にヘルメットを外してしまいました。
言うまでもなく、ズボンを下ろすことが最優先のこの局面でです。
この一手の無駄が命取りとなり、
伸ばした手は便座に届くことはなく
「あっ」ブリッ
「ああっ」ブリブリッ
「あああああ・・・」ドドドドド
と小分けに脱糞しました。
床に落ちたヘルメットが
ぐわんぐわんと回っているのを
虚ろな目で見ていたのを覚えています。
ただ、前も言いましたが（参照）
うんこをもらしてからが真のスタートでして、
直後に気を取り直してからの自分の行動に
我ながら
「こいつめっちゃ仕事できるわ」
と度肝をぬかれたんですけど
この通り
ジーパンのタグの写真をとった
んですね。
この後ジーパンを買い換えることを見越しての行動ですが、
もらした直後にそこまで思い至る精神力、
もはや人間技ではありません。
感情のないうんこもらしマシーンです。
もう一度言いますが、
僕は
うんこをもらした直後に、
ジーパンのタグを撮影しました。
完全にできる男である自分に酔っていたところに
鼻をつく異臭で現実に引き戻されましたが、
今って相当絶望的な状況なんですよね。
前提条件として、僕は警察に捕まりたくないものとします。
パンツとズボンを完全にいかれてしまったので
トイレから出ることは不可能ですが、
着替えは外の原付に積んであります。
これは哲学者ヤスパース（Wiki）の言うところの、
個人の力ではどうしても解決できない
「限界状況」
そのものですが、
彼はこう提唱しています。
「他者との交わりによって限界状況を打破することができる」
そう、僕たちは一人じゃないんです。
どれだけ絶望的な状況で、
自分がこの世に一人ぼっちになったような
どん底の気分に追い込まれたとしても
絶対に一人じゃない。
僕はゆっくりとトイレのドアを開けました。
そして首だけドアの外に出し、
エロ本コーナーでたたずむお兄さんに助けを求めました。
「すみません。
うんこもらしてしまったんですけど、
外の原付から着替え取ってきてくれませんか？」
何も取り繕わず、等身大の自分をぶつけました。
お兄さんは何も訪ねず快く着替えを取ってきてくれ、
全ての処理を終えた僕がトイレから出てきた時には
もうそこにはいませんでした。
まるで全てが夢であったかのように・・・
ただ出発しようとした時に
なぜかヘルメットにうんこが付いていて
メッチャ臭かったので
やっぱり現実ってクソですね。
追伸
9月９日（土）の午前７時頃、
国道４号沿いのローソン福島店で
うんこを漏らした男を助けてくれた
メガネのお兄さん
心当たりがございましたらぜひご連絡ください。
お礼を差し上げる用意があります。
