mad poppers

ヒルズ族にあこがれて

2018/08/20
 
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高校時代にふと

 

 

 

包茎手術をしよう

 

 

 

 

と思い立ったんですけど、

 

 

 

 

というのも

 

 

 

当時沖縄にあの有名な

 

本田ヒルズの分院が開業し、

 

なんと本田院長自ら手術を執刀してくれるということで

 

県民に激震が走ったんですね。

 

 

 

とにかく当時は

包茎さえ治せば彼女ができる

という妄想に取り憑かれていたので

 

 

さっそく手術について調べてみたところ、

 

 

 

当然ながら未成年の手術には

 

 

親の立会いが必要

 

 

 

ということが判明しまして、

 

 

 

死ぬほど悩んだんですが

 

 

切るは一時の恥、切らぬは一生の恥

 

 

 

と考え

 

母に相談し無事手術の許可を得ることができました。

(父はムケチンなので僕の気持ちなどわかりません)

 

 

 

そしていよいよ手術日になりまして、

 

母と共に診察室に通されて問診が始まり、

 

 

テレビのままの本田院長に感動していたのもつかの間、

 

 

 

 

院長がふいに

 

 

 

「ズボン脱いで」

 

 

 

と言いだし、

 

 

 

 

スボンを脱ぐやいなや

 

 

 

僕のち○こをスケッチしだしました。

 

 

 

そして

 

「息子さんのち○ち○、皮がこんな風になっちゃってて、

衛生的にも良くないのでこの皮の部分これ切りますぅ〜」

 

とスケッチをペンでバンバン叩きながら

母に図解し始めました。

 

 

母は質問を交えながらめちゃくちゃ真剣に話を聞いていましたが、

 

 

 

 

 

 

僕はというと

 

 

 

 

 

ひたすら死にたかったですね

 

 

 

 

 

 

絶望の問診タイムを終え、

ついに手術がスタートしました。

 

 

 

僕は手術着に下半身丸出しで手術台に横たわっていたんですが、

この非日常においても

 

 

 

自分のち○こをテーマにした

院長と母との激熱ディベートに完全に心をやられたおかげで

全く恐怖を感じませんでした。

 

 

 

院長がぶっとい注射を5本持ってくるまでは。

 

 

 

もう注射欲張りセットを見た時点で

鳥肌が全開になっていたんですが、

 

 

 

この最終局面において、

僕は自分が致命的な勘違いをしていることに気がつきました。

 

 

 

 

 

利き腕はちょっとなと思い、

左腕を差し出したところ、

 

 

院長は

 

 

「ちがうちがう笑」

 

 

と軽くいなし

 

 

 

 

 

なんと金玉に5本もの注射をうつ

 

 

 

 

 

と言うではありませんか

 

 

 

いやいやいやいや

死ぬわ

 

 

 

僕が依然として現実と向き合えていない中、

 

無情にも金玉に1本目の注射が敢行されました。

 

これが本当の局部麻酔ですね。

 

 

音がもう

プスッ

じゃないんですよ。

 

 

ドブスッッ

でしたね。

 

 

 

通常の前腕にうつ注射でも

看護師さんが下手な人だとめちゃくちゃ痛いじゃないですか。

 

 

 

それの10倍痛いと考えていただいて結構です。

 

 

 

 

ただ、もっと恐ろしかったのは

 

 

麻酔が異常に効くんですよね。

 

 

2本目の注射からは本当に何の感覚もないんです。

 

 

 

これは男にしかわからない根源的な恐怖だと思うんですけど

 

 

 

もうね、無いんです

 

 

 

男ならば誰でも

下腹部に力を入れてクンッ

てすることで

 

ち○この存在をいつだってそばに感じることができるじゃないですか。

 

 

 

その絶対的なリンクが今絶たれたわけで、

決して見ないようにしていたんですが、

 

 

思わず

 

 

ついてる!?

 

 

と不安にかられ、

 

局部を見てしまいました。

 

 

 

針が刺さった部分が紫色に変色し

グロテスクなまだら模様の

変わり果てた金玉の姿がそこにはありました。

 

 

 

吐き気と悪寒がすごかったんですが、

 

 

手術もいよいよ佳境、皮の切除に入りました。

 

 

通常のメスではなく、電気メスで皮を焼き切るということでして、

 

 

 

本当にイカを炙った時そのままの匂いがしました。

 

 

 

切除は本当にすぐ終わって、5分くらいだったような気がします。

 

 

 

その後局部を包帯で巻き、

ネットでガチガチに固定しました。

 

 

(まさにこんな感じのイメージです↓)

 

 

 

 

術後、院長から

 

患部を一週間ほど動かさないように

 

との注意がありましたが、

 

 

 

 

気持ちが高ぶってしまい、

 

 

その日の夜早速オ○ニーしました。

(痛気持ちよかったです)

 

 

 

ネットの隙間からポタポタ血が垂れてきて

気色悪かったですが、根性でフィニッシュしました。

 

 

 

 

激動の手術を終え、自分に自信が持てるようになり、

人間的に一回り大きくなったような気がします。

 

 

ただ、ち○こは一回り小さくなったんですよね。

もともとあった皮を切り取ったわけですから。

 

 

 

これが

 

 

こうなったわけですんでね。

 

 

 

僕は前職の忘年会で毎年脱いでたんですけども、

その度、

 

ち○こ小さくね?

 

などとあらぬ噂を流す想像力のかけらもない人達がいました。

 

 

 

いやいやいやいや

 

 

手術前はすごいから!!

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